お役立ち情報|オリジナルプロダクトに配合しても大丈夫?シアバターの規格や品質を徹底解説!

こんにちは。アフリカシアバターの原口です。今回の記事では、化粧品や美容室のブランドさまなどからよくいただくご質問に回答したいと思います。

「オリジナルプロダクトへの配合を検討していますが規格や品質は大丈夫ですか?」

この質問の背景の一つには「初めて聞く国ブルキナファソ、初めて聞く会社が取り扱うシアバター、本当に取り扱って大丈夫か?」というご不安。物理的に遠く治安も心配で実際に工場も見に行けない…。みなさまのお気持ち、とてもよくわかります。

もう一つは、公式サイト掲載の写真が外での写真が多いため「製造の衛生面は大丈夫か?」というご不安。農業も同じ条件ではあるものの、このご質問をいただいた時に、医療部外品や化粧品の原料としての新しい視点をいただいた気がしました。

結論からお伝えすると、当社が取り扱うシアバターは、厚生労働省の原料規格に適合しているため、あるいは適合するシアバターのみ納品するため、安心してご利用いただけます。詳しくは、以下をご一読ください。

弊社取扱のシアバターの梱包状態

そもそも、医薬品・医療部外品・化粧品って何?

シアバターを配合する代表的な商品は、メイクアップ・スキンケア・ボディケア・ヘアケアなどです。それらは日本では “薬機法” ※に基づき、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」に分類されます。簡単にお伝えすると…

■医薬品:病気や怪我の治療と予防が目的。厚生労働省が許可した効果や効能が期待できる有効成分を配合している。
■医薬部外品:予防や衛生面の清潔を保つことが目的。厚生労働省が認可した有効成分が一定の濃度で配合、医薬品より人体に対する影響が緩やか。
■化粧品:体を清潔にしたり美しくすることが目的。人体に対する影響が緩やか。

つまり、医薬品>医薬部外品>化粧品の順番で、人体に対する影響が緩やか、になります。

今回、こちらの記事を読んでくださっている化粧品や美容室のブランドさまの多くは、「医薬部外品」や「化粧品」の製造を検討されていると思いますので、その二種類についてここから先の話を進めていきます。
※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

写真はイメージ

OEM会社に原料は指定できる?

化粧品や美容室のブランドさまがオリジナルプロダクトを製造する際、OEM会社さまと協力して製造することが多いと思いますが、原料はOEM会社さまが既に持っている原料を使用することが一般的です。

一方で、ブランドさまのご意向があれば、OEM会社に対して持込原料として指定することも可能です。既にオリジナルプロダクトに配合いただいたLondさまもそのようにご指定いただきました(Londさまの記事はこちらから)。

その際、OEM会社から規格や品質を確認するため 「成分分析表(CoA:Certificate of Analysis)や試験成績表を提出してください」という確認がある場合があります。それらの資料は一体、何なのでしょうか?

写真はイメージ

成分分析表や試験結果表とは?

基本的に、原料メーカーが提出する成分分析表や試験成績表は、厚生労働省の「医薬部外品原料規格」に沿って試験を行い、その試験結果などを提示した資料です。

2023年現在、医薬部外品原料規格の最新版は「医薬部外品原料規格2021」。3,350ページに渡る資料で、シア脂のは1,361ページにあります。以下に資料を引用しました。

出典:厚生労働省医薬部外品2021シア脂

具体的には、①酸化率、②けん化価、③ヨウ素価、④不けん化物、⑥純度試験(重金属(主に鉛)とヒ素)、⑦強熱残分を検査します。その他、企業のご希望によって一般生菌数、真菌数、大腸菌などの細菌を検査する場合があります。

検査結果が、その規格の数値の範囲内に入っていれば「医療部外品にも使える」という意味です。もちろん「化粧品にも使える」ということになります。

ただ、化粧品の場合は、医薬部外品の検査が必須ではないため、基本的にはご検討中の化粧品に配合いただいて問題ないとお伝えできる必要な検査結果を提出しています。

また「一度検査して終わり」ということではなく、他の原料メーカーと同じく「生産ロット毎」に検査をします。

なお、これまで当社が取り扱うシアバターを何度も検査に出した経験がありますが、すべての分析結果が「医薬部外品規格」の範囲内に入っておりました。

ブルキナファソのどこで検査をしているのか?

アフリカシアバターの拠点はブルキナファソの首都ワガドゥグのため、ワガドゥグにある大学の研究室や研究機関に依頼をして、検査を行なっています。

代表原口が、一対一で研究者たちと検査項目を一つひとつ確認した上で、日本の原料規格に応じた検査ができる機関を選んでいます。

①保健省 国立公衆衛生研究所(写真左)
Ministère de la Santé Laboratoire National de Santé Publique
BP 24 Ouagadougou 09 Burkina Faso
②ジョセフ・キゼルボ大学(写真右)
Université Joseph Ki-Zerbo  Unité de Formation et de Recherche Sciences de la Vie et de la Terre 
BP 7021 Ouagadougou 03  Burkina Faso

ブルキナファソでの検査結果は、公用語の仏語で表示されるため、当社で日本語の意訳を添付して、原料会社さまやOEM会社さまに提出しています。

万一、ブルキナファソで検査できない項目がある場合は、日本食品分析センターに依頼して検査を行なっています。

このように、初めての国、初めての会社でも、お客さまに安心してご利用いただけるよう、最善を尽くしておりますので、ぜひご安心してご検討くださいませ。

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