サステナビリティーとは
“Sustainability”とは、「持続可能性」を意味します。1987年「環境と開発に関する世界委員会」の報告書「Our Common Future」の中心的な考え方として「持続可能な開発」という概念*が取り上げられ、このサステナビリティーという言葉が普及したとも言われています。
SDGsとは?
“SDGs”とは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goalds)」です。2015年に国連総会で採択された持続可能な開発のための17の国際目標。2030年までに「誰ひとり取り残さない社会」を目指し、途上国だけでなく先進国も、公的セクターだけでなく民間セクターも含めた全アクターが対象です。
SDGsと美容業界
美容・化粧品業界もSDGsに対する取り組みが増え、プラスティックから環境にいいパッケージに変えるなどの動きも活発です。同時に、エンドユーザーのお客さまからは、原料まで遡って社会や環境にとっていい化粧品を使いたい、というニーズも年々増えています。
*外務省(2015) ”「環境と開発に関する世界委員会」(委員長:ブルントラント・ノルウェー首相(当時))が1987年に公表した報告書「Our Common Future」の中心的な考え方として取り上げた概念で、「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」のことを言う。この概念は、環境と開発を互いに反するものではなく共存し得るものとしてとらえ、環境保全を考慮した節度ある開発が重要であるという考えに立つものである。”
アフリカシアバターの
サステナビリティー
アフリカシアバターは、最貧国のひとつであるブルキナファソで、テロの影響を受けた女性たちの所得向上のために始めました。アフリカシアバターが取り扱うシアバターを配合することで、以下のSDGsの実現に貢献することが期待できます。
目標1「貧困をなくそう」
SDGsの目標1「あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる」。アフリカシアバターは、テロの影響を受けた女性たちが、まずは最低限の衣食住ができる安定的な収入を実現するために始まりました。当社が取り扱うシアバターを配合することで「貧困をなくす」ことに貢献します。
目標4「質の高い教育をみんなに」
SDGsの目標4「すべての人に包括的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」。シアバター製造の仕事を得た・継続できた女性たちの収入の使途は、主に子どもたちへの教育です。当社が取り扱うシアバターを配合することで、子どもたちの「教育へのアクセスを向上」することに長期的に貢献します。
目標16「平和と公正をすべての人に」
SDGsの目標16「平和で包摂的な社会を促進する(中略)」。現在ブルキナファソではテロが多発しており、それら暴力に参加する理由の一つは、貧困だという調査結果もあります。アフリカシアバターを配合することで、所得向上を通して、暴力に加担する必要のない、平和な社会の実現に間接的に貢献します。
アフリカシアバターの
トレーサビリティー
アフリカシアバターは、トレーサビリティーの高い原料を目指しています。つまり、「顔が見える」原料です。現状、化粧品の原料は製造国が物理的に遠く、さらに仲介業者が多いことで、作り手の顔が見えにくいのが一般的です。
一方で、アフリカシアバターは、現地ブルキナファソに拠点を構え、日本人が常時駐在しながら、現地情報をお客さまにお届けするため、「どこで」「だれが」「どんな思い」で作っているのかを、日本語で知ることができる原料です。
さらに、シアバターをご購入いただいたお客さま限定でアクセスできる特別サイトを準備し、販売促進に使用できる写真・動画の素材も、無料でご提供しております。
現地の最新情報については、ぜひ現地だよりをご覧くださいませ。また、何かご不明点がございましたら、お問合せフォームより、お気軽にお問合せいただければ幸いです。