現地だより|ブルキナファソへのいざない(気候編)

こんにちは。アフリカシアバターの原口です。ブルキナファソの現地の景色をお届けする、現地だより。

今回は、ブルキナファソの「気候」について、原口の体感とともにお届けしたいと思います。気候に影響するのは地理ですが、地理情報はこちらの記事に書いていますので、ご関心がある方はぜひ。

物理的に遠く、直接訪問することが難しい国ブルキナファソ。現地だよりを通して、少しでもブルキナファソを近くに感じていただけますように。

空を見上げると青空

国土面積は日本の約7割

気候の話に進む前に、少しだけ国土について。ブルキナファソの国土面積は約272,967㎢です。日本は約377,930㎢なので、約72%のサイズです。

True Sizeで国土面積を比較

ちなみに、日本ではよくアフリカを一つの国のように語られることがありますが、アフリカは日本の約80倍の国土面積があります。それぞれの地域や国で気候、歴史や文化も異なります。

True Sizeで国土面積を比較

話を戻すと、ブルキナは平坦な国土で、平均高度は400mです。次の写真は、原口が日本からブルキナファソに帰国する際に、郊外を上空から撮影したもの。高い山がほとんどないことがわかっていただけると思います。

出典:Googleマップ

気温は「暑い」か「とても暑い」

ブルキナファソは、基本的に年間を通して暑く、日本人の体感だと「暑い」か「とても暑い」かのどちらかです。首都ワガドゥグの年間平均気温は28℃、原口は年中ノースリーブに近い半袖を着て過ごしています。

首都ワガドゥグの年間の降水量と平均気温

日本のように四季があるわけではなく、大きく分けて雨季と乾季があります。10~5月が乾季、6~9月が雨季です。乾季は、カラっと、あるいは少し砂っぽく乾燥していて、ジリジリと暑いです。一方で雨季は、バケツをひっくり返したような雨が激しく降り、蒸し暑く感じます。

3月と4月は特に暑く、日中は45℃以上になることもあります。この時期に私は日中外にしばらく出ていると、やけどをしたように肌が赤くなってしまいます。

日中外で活動すると火傷のように

気候は三種類、植物も異なる

日本でも北海道と沖縄の気候が異なるように、ブルキナファソも国内で気候が異なります。三つの気候帯に区分され、北部は乾燥しており、南にむかって降水量が増えていきます。
 ①サヘル気候帯:年間降水量が600mm以下の乾燥地帯
 ②スーダン・サヘル気候帯:年間降水量が600~900mm
 ③スーダン気候帯:年間降水量が900mm以上

出典:国際農林業協働協会(2013)”ブルキナファソの農林業”

降水量などに応じて、自生する植物も変化していきます。治安の問題で、私たちは首都ワガドゥグから出ることを推奨されていないため、国際農林業協働協会が実施した調査を引用します。この引用にある「カリテ」が、シアバターの元となるシアの木です(フランス語でシアは”Karité”(カリテ)と言います)。

年間降水量が600mm以下のサヘル気候区の植生は乏しく、草本類が点在し、大本ではアカシア類、タマリンド、バオバブ等が散見される程度である。600mm〜900mmのスーダン・サヘル気候区においては、上記に加えてパンヤ科の一種であるカポック、薬効が知られているバラニテス等が目立ち、900mm以上のスーダン気候区においては、ネレ、カリテ、野ブドウ等が見られる。

国際農林業協働協会(2013)”ブルキナファソの農林業 ※英語表記は割愛

冒頭ブルキナファソには乾季と雨季があるとお伝えしましたが、雨季の激しい雨に打たれて熟したシアの果実は地面に落ち、その果実を女性たちが収穫します。その詳細はこちらの記事に書いていますので、ご関心がある方はぜひ。

この気候だからこそ生まれた自然、シアの木も然りです。その恵みを大切にして日本のお客さまにシアバターをお届けしたいと思っています。次の現地だよりでは、ブルキナファソの「言語」についてお届けしたいと思います。

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