こんにちは。アフリカシアバターの原口です。ブルキナファソの現地の景色をお伝えする、現地だより。
今回は女性組合で働く女性のインタビューです。パートナーの女性組合BI-SONGO (ビ・ソンゴ)で働くサラマタ(Salamata)さんにお話を伺いました。家族のこと、女性組合に参加した理由など、とても短いインタビューですが、彼女たちのリアルな声をぜひお聞きください。
※なお、インタビューはすべてインタビュー当時(2023年4月)の情報です。
お名前、年齢、家族構成を教えてください
サラマタ、47才です。夫が1人、子どもが4人がいます。子どもは、20才、17才、10才、5才です。
なぜ、この女性組合に参加したのですか?
今から14年前、2009年に参加しました。当時は、夫の農業を手伝っており、とうもろこしや落花生などを作っていましたが、乾季になると仕事がなく、収入が十分ではありませんでした。夫や村の女性たちがこの女性組合は、すべてが明確でいいと教えてくれて、参加することにしました。

サラマタさんと息子さん
女性組合では何を得ましたか?
他の女性たちと助け合いながら一緒に働くことで、コミュニティーの絆が強く深くなりました。みんなと話しながらアイディアを出せるようになり、私は”自由”を感じるようになりました。それがとても嬉しいことです。
女性組合で得た収入は何に使っていますか?
家族の医療に使っています。そして、収入を得てからは、家畜を買えるようになりました。家畜は私たちにとって資産です。家族に何か問題があった時に売ることもできるからです。
あなたの夢はなんですか?
他の女性たちと同じになってしまいますが…シアバターのオーダーが増えて「毎日働くこと」が私の夢です。

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