【現地だより】女性組合の女性にインタビュー(BI-SONGOマルゲリット編)

こんにちは。アフリカシアバターの原口です。ブルキナファソの現地の景色をお伝えする、現地だより。

今回は女性組合で働く女性のインタビューです。パートナーの女性組合BI-SONGO (ビ・ソンゴ)で働くマルゲリット(Marguerite)さんにお話を伺いました。家族のこと、女性組合に参加した理由など、とても短いインタビューですが、彼女たちのリアルな声をぜひお聞きください。

※なお、インタビューはすべてインタビュー当時(2022年10月)の情報です。

お名前、年齢、家族構成を教えてください

マルゲリット、63才です。6人の子どもと7人の孫がいます。

なぜ、この女性組合に参加したのですか?

参加したのは、女性組合が設立された2000年のことです。当時、家族を養うために、仕事を探していました。

公式サイトの撮影時のマルゲリットさん

女性組合で得た収入は何に使っていますか?

収入は、シアバターの注文がある時は月に20,000CFA(約4,000円)です。15年前に夫を亡くしたので、収入は子どもの教育や医療に使ってきました。

注文がない時は、厳しい生活になります。その時は、建設用の小石を集める仕事をします。小石を集めて、それを仲介業者に売ります。月に13,000CFA (約2,600円)になります。

組合を続けたい理由は何ですか?

第一に、家族のために仕事が必要だからです。第二に、女性組合の設立当初から参加しているのでこの女性組合を長く続かせたいと考えています。最後に、母たちから継承した伝統を、次世代に繋げる責任があると考えています。

あなたの夢はなんですか?

シアバターの注文が増え、自分たちの力で生きていけること。それが私の夢です。

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